ビールの飲みすぎは薄毛の原因に!?育毛のためにはほどほどが大切

ビールの飲みすぎは薄毛の原因に!?育毛のためにはほどほどが大切

ビールは薄毛を招く恐れがあります

笑う女性3人

飲み会の席に欠かせないビール。
仲間との会話も弾みますし、お料理もおいしくなるし、ビール大好き!という人も多いかと思います。

そんなビールですが、一歩間違うと薄毛の原因になることもあるんです。
今回はどうしてビールが薄毛につながってしまうのか、また安全にビールを楽しむにはどうしたら良いかも併せてご紹介していきます。

ビールの飲みすぎは薄毛の原因につながる

生え際を確認する女性

とてもおいしいビールですが、飲みすぎると薄毛を招いてしまうことも…
ビールのどういった成分が髪の毛に良くないのでしょうか?

①糖分が皮脂の過剰分泌をもたらす

意外かもしれませんが、実はビールには糖分が多く含まれています。
ですからビールを飲みすぎると糖分を過剰に摂取することになってしまうんです。

糖分を過剰に摂取すると体は肥満に近付きます。
肥満になると代謝が落ち、血行が悪くなって皮脂の過剰分泌につながることがあるのですが、必要以上に皮脂が出ると毛穴が詰まってしまう可能性も大きいんですね。
これが薄毛の原因になると言われています。

②アルコールによる栄養素の消費

ビールはお酒ですから、当然アルコールを含んでいます。
人体にとってアルコールは有害物質ですから肝臓で分解する必要があるのですが、この時にビタミンB1やメチオニンなどのアミノ酸、そして亜鉛などといった栄養素が消費されます。

実はこれらのビタミンやアミノ酸、亜鉛などのミネラルは、育毛のためにも非常に大切な成分。
ですがアルコールの分解で消費してしまうと、髪の毛を作るための量が足りなくなってしまうことがあるんです。
そのため過度の飲酒は薄毛につながるおそれがあります。

③睡眠の質が落ちる

眠るためにビールを飲む習慣がある人もいるかもしれませんが、実はアルコールは過剰に摂取すると睡眠の質を下げると言われています。

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、育毛だけでなく体の健康を回復するためにも大切な時間。
しかし睡眠の質が悪いと成長ホルモンが十分に分泌されず、健康な髪の毛が作られなくなってしまいます。
これもビールによる薄毛の原因だとされているんです。

実は育毛に良い側面もあるんです

ひまわりの中の女性

ビールの飲みすぎが薄毛につながる可能性があるというお話をしました。
でも、実は適度な飲酒量であれば育毛に良い影響を与えてくれる可能性もあるんです。
一体どういうことなのでしょうか?

①血行の促進

ビールなどのお酒を飲むと体が温かくなると感じる人も多いかと思いますが、これはアルコールによって血管が拡張し、血行が良くなっている証拠です。
体の血行が良くなると全身に栄養がしっかり届きますので、頭皮にも育毛に必要な栄養素がしっかり届くということ。
すると毛根が活性化しますので、育毛にも良い影響をもたらしてくれます。
体に悪影響が出ない量のビールなら、むしろ薄毛解消に役立つんです。

②ストレスの解消

ストレスは健康な髪の毛の天敵。
薄毛改善を考える時にストレス解消はかなり大きなテーマと言われていますが、適度にビールを楽しめばストレス解消の効果が期待できます。

飲み会の席にビールが必須なのは、みんなで楽しくお酒を飲むことがストレス解消になるからですよね。
ビールなどのお酒には場を盛り上げる効果がありますし、楽しく飲むことでストレス発散になり、気力が回復するという人も多いと思います。
気力が回復すれば体の免疫も上がり毛根が活性化しますので、薄毛改善につながる可能性も高いんです!

ホップは女性ホルモンと同じ働きが期待できる!?

女性の髪型

血行促進やストレス解消は主にアルコールによる効果ですから、薄毛改善をしたいならビールでなくてもいいのでは?
そう思う人もいるかもしれません。
でも実は、ビール特有の成分が薄毛改善に効果がある可能性があるんです。

ビールの原料にはホップという植物が使われているのですが、ホップに含まれるフィストロゲンという成分には女性ホルモンと似た働きがあることがわかってきました。
女性ホルモンは薄毛改善のために役立つ成分として知られている成分です。
つまりビールは、他のお酒よりも薄毛改善効果が期待できるかもしれないということ。

ただし、ホップの薄毛改善効果はまだはっきり証明されたわけではありません。
なのでこのお話はあくまで気休め程度。
ホップに絶対的な信頼を置くことは避けて頂きたいですが、少しでも薄毛改善にいいかもしれないと思いながら飲むことで、気楽にお酒を飲めるかもしれません。

あくまでも飲みすぎなければ問題ありません

お医者さん

ビールを飲みすぎれば薄毛に悪影響が出てしまいますが、適量であれば逆に育毛環境を整えることもできます。
薄毛につながるのはあくまで飲みすぎた場合ですから、過度に心配しなくても大丈夫です。

1日あたりのビールの適正量には個人差はありますが、大体コップ1杯程度~500mlくらいまでは問題ないと言われています。
ぜひこれを目安に、健康的にビールを楽しんでください。

ビールの飲みすぎには注意しましょう

ビールと薄毛との関係について、いかがだったでしょうか。

ビールの飲みすぎは薄毛に影響が出るだけでなく体の健康にも良くありません。
でも、適量を守っていればむしろ育毛につながる場合もあります。

楽しくビールを飲んで薄毛対策ができるなら、これ以上良いことはありません!
ぜひビールと正しくお付き合いをして、プラスの面を引き出していきましょう。そしてあなたの美しい髪の毛を守っていってください。

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