縮毛矯正で髪が抜ける…?
くせ毛の悩みを持つ女性にとって、縮毛矯正はよく行われている施術ですね。
でも、その縮毛矯正で抜け毛が増えて、薄毛につながる…という話があります。
よく縮毛矯正を行う女性には、気になるところでしょう。
確かに、縮毛矯正も女性の薄毛の原因になることは否定できませんが、正しくケアをすることによって、未然に防ぐことができますよ。
今回の記事では、縮毛矯正による薄毛を防ぐケア法もご紹介します。
縮毛矯正による女性の薄毛の原因
普段、縮毛矯正をしている女性にとって、縮毛矯正が薄毛につながるかもしれないということを、あまり考えたことがないかもしれませんね。
でも、縮毛矯正が行われる過程で、薄毛になり得る原因が、幾つか考えられるのです。
まずは、縮毛矯正による女性の薄毛の原因を知っておきましょう。
①薬剤による刺激
縮毛矯正は、元々のくせ毛を直毛にするものですから、当然のことながら、強めの薬剤が使われています。
強い薬剤は頭皮に付着すると、頭皮が刺激を受け、かぶれや発疹などのトラブルを引き起こす可能性があり、頭皮環境の悪化を招きます。
また、薬剤によって、髪にも大きなダメージを与えてしまうため、薄毛を引き起こす原因になってしまいます。
②高温のアイロンによるダメージ
縮毛矯正は、強い薬剤によって髪をストレートにした後、高温のアイロンを使って、髪を直毛にします。
薬剤だけでも、ダメージを受けますが、さらに高温のアイロンを直接髪に使用するため、髪にかなりの負担になってしまうのです。
そして、ダメージを受けて不健康になった髪は、抜け毛になる可能性があり、結果的に薄毛へつながってしまいます。
③引っ張られることによる負担
縮毛矯正をしたことのある女性なら、ご存知かと思いますが、縮毛矯正をするとき、髪をストレートにするため、強い力で引っ張られますよね。
実は、引っ張られる力によっても薄毛の原因になる可能性があります。
髪は引っ張られる力に弱く、牽引性脱毛症という引っ張られる力によって引き起こされる脱毛症もあるぐらいです。
そのため、縮毛矯正での引っ張られる力でも、髪に負担がかかって薄毛の原因になる可能性は大いににあり得ます。
ただ、縮毛矯正だけで女性が薄毛になることはありません
縮毛矯正によって、女性の薄毛が引き起こされる原因を説明しました。
ただ、縮毛矯正をしたからといって、すぐに薄毛になってしまうことはありません。
確かに、縮毛矯正は髪に負担がかかるため、薄毛の発端になる可能性はありますが、縮毛矯正だけで、女性が薄毛になることは考え難いと言えます。
もし、薄毛になってしまったのなら、血行不良やホルモンバランスの乱れなど、その他の薄毛を引き起こす要因があり、薄毛になりやすい体質になってしまっている可能性があります。
薄毛を回避!縮毛矯正のダメージケア方法
前述しているとおり、女性が薄毛になる原因は様々なものがあります。
他の原因でも、女性が薄毛になり得ますが、せめて縮毛矯正による薄毛の可能性を高めないように、ここでは、縮毛矯正による原因を減らすための対策をご紹介します。
①弱酸性のシャンプーを使う
縮毛矯正のダメージケアをするために、対策としてシャンプーの見直しをしましょう。
市販のシャンプーの中には、高級アルコールを洗浄成分として使用しているものがあります。
高級アルコール系シャンプーは、洗浄力が高く泡立ちもいい反面、頭皮や髪には刺激になってまいます。
弱酸性のシャンプーなら、刺激が少なく、頭皮に負担になることがないので、女性の薄毛対策としておすすめです。
②トリートメントも忘れずに
縮毛矯正を行うと、髪はダメージを受けます。
そのままにしておくと、髪は傷ついたままになってしまいますね。
そこで、重要なのは、髪を補修することです。
トリートメントには、補修成分が含まれていて、髪をダメージから守ってくれるため、女性の薄毛対策として、トリートメントの使用がおすすめです。
縮毛矯正をしたら、必ずトリートメントを忘れずにしましょう。
すでに薄毛にお悩みの女性は縮毛矯正は控えましょう
縮毛矯正だけで、女性が薄毛になる可能性は高くないと前述しましたね。
でも、すでに薄毛になっている女性は、縮毛矯正を受ける前に考慮すべきことがあります。
縮毛矯正を受ける前に、2つのポイントを見ておきましょう。
負担がかかって悪化するかも…
縮毛矯正は、髪がどんな健康な状態であっても、少なからずダメージを与えることに変わりはありません。
薄毛の直接の原因にならないにしても、すでに薄毛になっている女性には、負担が大きくかかります。
もし、すでに薄毛になってしまっている状態で縮毛矯正をしたら、負担がかかって、さらに薄毛が悪化するかもしれません。
縮毛矯正するとボリュームが減る!?
縮毛矯正で薄毛が悪化する可能性はあっても、アフターケアを適切に行えば、確実に悪化するとは限りませんね。
しかし、くせ毛の状態ではボリュームがあっても、縮毛矯正でまっすぐになると、ボリュームが少なく見えてしまうかもしれません。
薄毛が悪化しないとしても、見た目にボリュームの変化が現れることは、縮毛矯正を受ける前に、考慮しておきましょう。
薄毛だけど縮毛矯正したい女性はこんな対策を
薄毛が気になっていたとしても、くせ毛の悩みもあるために、どうしても縮毛矯正をした女性もいますよね。
薄毛を悪化させたくないけど、くせ毛も直したい…そんな時はどうすればいいのでしょうか。
その場合は、対策法として、女性用育毛剤の使用がおすすめです。
女性用育毛剤には、育毛成分以外に、血行促進成分や保湿成分など、女性の薄毛の原因にアプローチする成分が多種類含まれています。
そのため、女性用育毛剤を使用すれば、縮毛矯正をしながら、髪のケアができるので、薄毛でも縮毛矯正をしたい女性には、おすすめです。
縮毛矯正するなら薄毛予防も忘れずに
いかがでしたか。
女性の薄毛と縮毛矯正の関係について、お話ししました。
縮毛矯正が直接の女性の薄毛の原因になることは少ないですが、不適切なアフターケアで、薄毛になるリスクは否定できません。
縮毛矯正をする前にリスクを把握しておくことで、正しく薄毛のケアができます。
どうしても縮毛矯正をしたい女性は、薄毛予防をお忘れなく!