デジタルパーマは薄毛に影響アリ?
かわいらしくふんわりした髪型が作れると人気の「デジタルパーマ」。
しかし、髪や頭皮に大きな負担をかけてしまうことをご存知でしょうか?
特に薄毛に悩む人にとっては、抜け毛を増やして薄毛を促進させてしまう危険もあるのです。
今回は、デジタルパーマが薄毛に及ばす影響について詳しく解説していきます!
デジタルパーマは薄毛が悪化する可能性があります
デジタルパーマは薄毛によくないと言われますが、なぜなのでしょうか。
デジタルパーマが薄毛の原因につながる理由を詳しく見ていきましょう。
①頭皮への高熱
デジタルパーマは髪に高温の熱を加えることで、髪のたんぱく質を変性させてパーマをかける方法です。この時髪が受ける熱は100℃近くにもなります。
こうした熱が髪や頭皮に与えるダメージは、決して小さくありません。すでに薄毛の兆候がある人にとってはなおさら危険で、頭皮を傷めてしまい薄毛を促進する可能性が高くなるのです。
②刺激の強い薬剤の使用
デジタルパーマは熱の力と薬剤を用いてパーマをかけます。この薬剤は非常に強いもので、やはり髪や地肌に大きな負担をかけてしまいます。
特に1液と呼ばれるアルカリ性の薬剤は刺激が強く、薄毛や抜け毛を促進させる原因となります。
それだけではなく、頭皮の炎症やフケ、かゆみといった症状をもたらすことも。そのため、こうした薬剤を頻繁に使うことは、薄毛や頭皮トラブルの危険を高めるのです。
③ロッドでの髪の引っ張り
デジタルパーマは高温を出すロッドを髪に巻きつけますが、このロッドを巻くという行為も髪に大きな負担を与えます。
ロッドで巻くことで、髪が強い力で引っ張られて毛根などに負荷がかかってしまいます。
そのため切れ毛、抜け毛の症状が出てしまい、薄毛につながってしまいます。
このようにデジタルパーマは、髪や頭皮にさまざまな負担を与え、薄毛に対して悪影響を及ぼすのです。
パーマ後に心がけたいケアポイント
では薄毛にならないために、デジタルパーマの後に気をつけるべきことは何でしょうか。パーマ後のケアについて見てみましょう。
①パーマ当日のシャンプーは避ける
デジタルパーマをかけた当日の夜は、シャンプーをしない方がよいと言われています。これは、施術直後はまだウェーブが完全に固定されていないため、シャンプーするとウェーブがだれてしまう可能性があるためです。
また施術によって髪や頭皮はかなりダメージを受けていますから、シャンプーするとさらに刺激と負担をかけ、薄毛につながりかねません。
髪のベタつきが気になる人は、お湯ですすぐだけでもスタイリング剤はあらかた落とすことができます。
②ドライヤーは低温で行う
高温の熱が髪や頭皮によくないのは、すでに触れた通りです。ドライヤーについても、低温で乾かした方が髪や頭皮にかかる負担は少なくてすみます。
最近では低温で髪をいたわりながら乾かせる「低温ドライヤー」も多く出回っていますから、デジタルパーマで傷みがちな髪をケアするのにはピッタリです。
薄毛が気になる人は特に、ドライヤーの温度には注意した方がよいでしょう。
③次のパーマの間隔は3ヶ月以上空けましょう
これまで見てきたように、デジタルパーマは髪や頭皮にとって負担の大きい施術です。
あまり頻繁に行うと、抜け毛や薄毛につながる危険が大きくなってしまいます。
デジタルパーマをかけ直す際は、最低でも3ヵ月は間隔をあけたほうがよいでしょう。薄毛が気になりだした方は特に、あまり頻繁にはかけ直さないことが大事です。
またデジタルパーマは比較的長持ちですから、半年に1回くらいでも大丈夫でしょう。
デジタルパーマではなく水パーマがオススメ
デジタルパーマより髪にやさしく、薄毛になりにくいパーマが「水パーマ」です。
水パーマは専用のスチーマーを用いて、髪のキューティクルを開きながらパーマ液を浸透させていきます。パーマ液が浸透しやすいことから、施術時間が少なく、少量のパーマ液でもしっかりウェーブがかけられます。
薄毛の進行が心配という人は、デジタルパーマより水パーマがおすすめですよ。
薄毛に悩む女性にはデジタルパーマはオススメできません
いかがでしたか?以上のように、デジタルパーマは髪や頭皮に大きな負担をかけるため、薄毛が気になる人にはあまりおすすめできません。
パーマをかける場合は、水パーマのような比較的負担の少ない施術を受けたほうがよいでしょう。
また、なるべく頭皮や髪の負担になることは避け、女性用の育毛剤などで薄毛ケアすることも大切です!