肥満は薄毛や抜け毛の原因につながる場合があります
肥満が身体に良くないことを知っている人は多いかもしれませんが、薄毛の原因にもなるということはあまり知られていないかもしれません。
肥満とは栄養が過剰に蓄積されている状態ですから頭皮への栄養補給はしっかりできそうですが、実は肥満と薄毛には密接な関係があるんです。
今回は肥満がどうして薄毛や抜け毛につながるのか、詳しく説明していきます!
肥満が薄毛にもたらす悪影響
早速、肥満がどうして薄毛につながってしまうのか…その原因を探っていくことにしましょう。
①血行不良
健康な人間の血液はサラサラな状態で、細い血管の中もサーっと流れていってくれます。
でも、肥満になると血液が濃くなり、ドロドロになってしまうんです。
この状態になると細い血管に血液が回らなくなってしまうので、全体的に血行不良になると言われています。
特に頭皮の血管は細いものが多く、肥満になると頭皮の血行が悪くなってしまいがちです。
これが原因で薄毛につながってしまう人はかなり多いと言われています。
②汗・皮脂の過剰分泌
肥満の悪影響は血液だけではありません。
汗や皮脂の過剰分泌も、薄毛の大きな原因になります。
肥満の人は皮下脂肪の影響や運動不足などによって、ちょっとしたことでも大量の汗をかいてしまうことがあります。
また皮脂の分泌量も普通の人より多いため、こうしたことが続くと頭皮の毛穴を塞いでしまったり雑菌が繁殖したり…。
こうしたことも薄毛の原因になってしまいます。
肥満になってしまう原因
薄毛に大きな関わりがあると考えられる肥満。
今度は肥満の原因についても考えてみることにしましょう。
①必要以上のカロリー摂取
肥満になってしまう原因として一番多いのは、やはりカロリーの異常摂取です。
暴飲暴食もそうですが、日常からカロリーを必要以上に摂取する習慣が続くといつのまにか肥満に…ということもありえます。
年齢や性別、運動などの度合いにもよりますが、1日あたりの必要カロリーは大体2000kcal前後。
時々は食べているもののカロリーを計算して、ご自身がどれだけカロリーオーバーしているのかを知るのもいいかもしれません。
こうした小さなことが効果的な薄毛対策にもつながっていきます。
②基礎代謝の低下
基礎代謝とは、運動など何もせずにじっとしていても自然と使われるカロリーのこと。
寝ているだけでも消費されますし、生きるために必要なカロリーとも言えます。
実は肥満には、基礎代謝の低下も関わっていると言われているんです。
基礎代謝は若いほどに高く、年齢を重ねると段々落ちてくると言われています。
基礎代謝が落ちてくると、今までと同じようなカロリー摂取量でもカロリーが余ってしまうことがあります。
食生活の内容が変わっていないのに肥満気味になってきたという人は、一度基礎代謝量の低下を疑ってみてください。
肥満対策にもなる薄毛対策法
様々なことが原因で起こる肥満ですが、対策法はきちんとあります。
薄毛に負けない体を作るためにも、できることから始めてみてください。
①軽い運動
ダイエットと言えば運動ですよね。
運動は肥満対策に効果を発揮してくれます。
運動をするとカロリーが消費されるのももちろんですが、基礎代謝を上げる効果もあるため体全体の活性化にもつながります。
また血行も良くもなりますから、薄毛改善という意味でも運動は効果が期待できるんです!
最初はウォーキングやラジオ体操など軽いもので構いませんから、少しずつできるものから実践していきましょう。
②栄養バランスの整った食事
肥満対策にはカロリー管理も重要ですが、栄養を偏らせないということも大切です。
カロリーを抑えようとするあまり野菜食など極端な食事制限をする人もいるようですが、それも栄養が偏ってしまうため薄毛には悪影響です。
薄毛対策のことを考えても、髪の毛を作るためにはたんぱく質やビタミン、ミネラルなどあらゆる栄養をバランスよく摂ることが大切になってきます。
もしカロリー制御と栄養バランスを両立させるのが難しい場合は、育毛サプリの活用がオススメです!
育毛サプリなら健康な髪の毛に必要な栄養素を一度に摂取することができるため、栄養が偏りがちな人の強い味方になってくれます!
薄毛・抜け毛と肥満は大きく関係しています
薄毛と肥満との関係について、いかがだったでしょうか。
肥満は体の健康を害するだけでなく、あなたの美しい髪の毛まで奪ってしまいます。
ぜひ毎日の食生活や運動習慣などを見直して、肥満や薄毛に負けない健康な体作りをしていきましょう。
体・髪の毛両方からしっかりメンテナンスをして、健康的な美しさを目指していってください!