産後の抜け毛改善には豆乳がいいって本当?【注意点あり】

豆乳は抜け毛が多い産後に効果的!?

豆乳は、健康のために飲んでいる人もいるぐらい体にいいとされている飲み物ですよね。
その豆乳が、産後の抜け毛改善にも効果的だと言われています。

一見、豆乳と抜け毛は結びつかない感じがしませんか。
でも実は、産後の抜け毛の主な原因を知れば豆乳が抜け毛の改善に役立つ理由がわかります。
そこで今回は、抜け毛が多い産後に効果的とされる豆乳についてご紹介します。

産後の抜け毛対策には豆乳がいいと言われる理由

産後の抜け毛の対策として、豆乳がなぜ効果的なのでしょうか。
まずは豆乳がいいとされる理由を、産後の抜け毛の原因をもとに探ってみましょう。

そもそも産後の抜け毛の原因って?

産後に抜け毛が増えるのにはいくつか原因がありますが、その中でも主な原因とされるのは女性ホルモンのエストロゲンが低下することです。
妊娠中安全な出産に向けて増加していたエストロゲンは、産後身体が元の状態に戻るのに伴いエストロゲンが急激に低下します。

なぜエストロゲンの低下で抜け毛が増えるかというと、エストロゲンの働きの中には髪を成長させたり成長を持続させる働きがあるためです。
このように産後にエストロゲンが低下してしまうことが、産後の抜け毛を増やす主な原因になっているのです。

大豆イソフラボンがエストロゲンの代わりになる!

産後の抜け毛に豆乳がいいとされるのは、豆乳に含まれる大豆イソフラボンの作用が産後の抜け毛の原因にアプローチできるからです。

大豆イソフラボンは、エストロゲンと同じような働きをすることが知られています。
つまり、大豆イソフラボンを摂取すればエストロゲンの代わりになり、低下したエストロゲンを増加させることができるというわけです。

豆乳にはイソフラボン以外にも役立つ成分がいっぱい!

豆乳の大豆イソフラボンは産後に抜け毛対策に効果的ですが、他にも役立つ成分が含まれています。
具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • タンパク質
  • リノール酸
  • 亜鉛
  • レシチン

タンパク質は髪を構成する成分ですから、不足すると髪を構成することができなくなります。
また、亜鉛は髪を作るためには必要な栄養素です。
さらにリノール酸は血行を促進させる作用があり、髪や頭皮に栄養を届かせやすくします。
レシチンは細胞の生成に影響を与える成分で、毛母細胞の活性化につながります。

産後の抜け毛期間におすすめ!豆乳を使ったレシピ

豆乳はそのまま飲むことができますが、毎日飲むだけだと飽きてしまうかもしれませんね。
そこで、産後の抜け毛期間におすすめの豆乳レシピをご紹介します。

①さつまいもと鶏肉の豆乳スープ

さつまいもと鶏肉の豆乳スープ

 

また、鶏肉には髪を作るのには欠かせないタンパク質が含まれています。
これらの食材と豆乳と共に摂取することで、産後の抜け毛対策に効果的です。
具材は基本的にどんな野菜でも大丈夫なので、違う野菜で代用することもできますね。

さつまいもと鶏肉の豆乳スープのレシピはこちら

②味噌とチーズの豆乳パスタ

味噌とチーズの豆乳パスタ

 

味噌には、各種ビタミンをはじめアミノ酸、亜鉛などが含まれています。
また、チーズにも亜鉛が含まれているため髪を育てるために重要な栄養素を摂取することが可能です。

そして、具材に使われているほうれん草にもビタミンや亜鉛が含まれています。
豆乳でイソフラボンを摂取し、亜鉛を摂取することで効果的に抜け毛対策ができます。

味噌とチーズの豆乳パスタのレシピはこちら

③豆乳バナナパンケーキ

豆乳バナナパンケーキ

 

豆乳をはスイーツとしても摂取することができます。
バナナには、葉酸をはじめビタミンが豊富に含まれています。

さらに、タンパク質も含まれているので健康な髪を育むにも効果的が食材といえます。
セロトニンやポリフェノールなども含まれ、ストレスを解消し冷え性を改善する効果もあるため血行促進も期待できます。

豆乳バナナパンケーキのレシピはこちら

豆乳のとりすぎには注意!

危険

豆乳には産後の抜け毛対策に役立つ成分が多く含まれるため、多く摂取すれば効果が高くなるのでは…と考えてしまうかもしれませんね。
しかし、たくさんとれば改善が早くなるというものではありません。

逆にとりすぎによって、身体に悪影響を及ぼす危険があるのです。
豆乳で産後の抜け毛対策を行うなら、リスクも知っておく必要があります。

①体内のミネラルを奪う!?

豆乳の原料である大豆には、フィチン酸が含まれています。
フィチン酸には、ミネラルなどと結びつくキレート作用というものがあります。

キレート作用によってフィチン酸と結びついた結果、体内のミネラルが体外へと排出されてしまいます。
そのため、体内のミネラルの吸収も阻害されることになります。

②甲状腺疾患を引き起こす!?

豆乳に含まれる大豆イソフラボンは抜け毛に効果的なものではありますが、一方でゴイトロゲンというヨウ素の吸収を阻害するという良くない物質もあります。

ヨウ素は甲状腺ホルモンを合成するのに必要な栄養素であるため、ヨウ素の吸収が阻害されてしまうと甲状腺疾患を引き起こす可能性があります。
ヨウ素を過剰に摂取した状態では問題がないかもしれませんが、不足した状態でヨウ素の吸収を阻害すると発症のリスクは高くなります。

③消化不良を起こす!?

大豆には、タンパク質の一種であるトリプシンインヒビターといわれる物資が含まれています。
消化酵素のトリプシンは、タンパク質を分解する酵素で膵臓から分泌されています。
そのトリプシンを不活性化させるのが、トリプシンインヒビターです。

トリプシンが不活性化しうまく分泌されなくなると、下痢などの消化不良を引き起こします。
加熱することでトリプシンインヒビターは壊れるのですが、豆乳は弱い熱で加工しているため破壊されずに残っています。
ですから、豆乳をとりすぎると消化不良を起こす可能性が高くなるのです。

豆乳だけで産後の抜け毛が治るわけではありません

手のひらを向ける女性

豆乳はとりすぎに注意し、摂取量を調整すれば産後の抜け毛対策に効果的です。
ただし、豆乳を飲んでいるだけで産後の抜け毛が治るかといえば、それは難しいと言えます。
なぜなら、豆乳だけでは必要な栄養素を全てサポートすることができないからです。

産後の抜け毛をいち早く改善したい人には、育毛サプリメントがおすすめです。
育毛のために作られているサプリメントですから、イソフラボンはもちろんのこと産後の抜け毛を改善するために必要な栄養素が網羅的に含まれています。
サプリメントな手軽に摂取できるため、育児で忙しい産後にはおすすめですよ。

豆乳以外の食べ物も摂取して腸内環境を整えよう!

悩む女性

医大の名誉教授である、藤田紘一郎先生がご自身で実験され、また実証されているもので、「腸内環境を整えると、薄毛が改善し、髪が若返る」というものがあります。

薄毛や白髪といった髪の老朽化現象は、「AGE(終末糖化産物)」と「活性酸素」が強く影響しています。
「AGE」という物質は、タンパク質が糖と結びついて劣化することで、悪玉物質が大量に作られるため、老化を引き起こす原因となります。
体の中にAGEが蓄積されると、その部位が著しく老朽化してしまうのです。
そうなってしまうと、髪の毛のコシがなくなり抜け毛が増え、頭皮が急速に衰えて、結果としてハゲてしまうのです。

「活性酸素」は、もともと強い攻撃力を発揮し、体内に侵入したウイルスや細菌を退治する役目がありますが、この活性酸素が必要以上に発生してしまうと、健康な細胞まで攻撃してしまい、老朽や病気の原因になってしまうのです。

さて、それではいったいなにを食べれば腸内環境が整い、薄毛が改善されるのでしょうか?
具体的に言えば、腸内細菌の大好物である、海藻類、キノコ類、大豆、青魚、玄米などが推奨されています。
ですから、豆乳を摂取することは腸内細菌を活性化させるのにちょうどいいと言えます。
これらを摂取して、腸内環境が整うと、体調がよくなるだけでなく、髪の毛の老朽化が止まり、薄毛の改善に期待が持てるのです!

髪や頭皮にばかり気を使うんではなく、体全体に気を使うことで、薄毛の改善にも繋がりますから、ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。

産後の抜け毛にお悩みの方は豆乳を試してみては?

いかがでしたか。
産後の抜け毛にいいとされる豆乳についてご紹介しました。
豆乳は栄養効果の高いものであり、健康にも産後の抜け毛にも良いものであることがわかりましたね。

とりすぎにさえ注意すれば、豆乳は産後の抜け毛の対策の補助的なものとして効果的であると言えます。
今、産後の抜け毛にお悩みの方は豆乳を試してみてはいかがでしょうか。