産後の抜け毛・薄毛には髪型選びが大切!
産後の抜け毛は気付かない程度で済む人もいますが、多くの場合は薄毛の悩みをかかえることになります。
ただ産後の抜け毛からくる薄毛は時期が来ると自然と回復する場合がほとんど。
だとすると髪型でごまかしちゃいませんか?
参考になるおすすめの髪型を紹介します。
抜け毛が起こる産後期間におすすめの髪型10選
さっそく産後の抜け毛による薄毛をごまかせる髪型を紹介します。
5パターンで10例選びました。
ご自身に似合いそうな髪型をチェックしてみてください。
①ショートスタイル
出典:afloat.co.jp
産後の抜け毛による薄毛を隠すにはもってこいの髪型、シンプルショート。
何しろ髪を短くすることで薄毛の印象を消すことができる上に、ヘアスタイルに手間がかからず赤ちゃんのお世話に集中できます。
出典:afloat.co.jp
頭頂部の薄毛がそれほど進行していないのであれば、逆転の発想。
トップの髪の毛をワックスなどで持ち上げるようにして、頭頂部にふっくら感を出すショートスタイルです。
産後の抜け毛による薄毛を隠しながらボリューム感を出すことができます。
さらにボーイッシュになりがちなショートでありながら可愛らしいお母さんの雰囲気を出すことができる髪型です。
②ボブスタイル
こちらも産後の抜け毛による薄毛を隠す定番の髪型であるショートボブです。
ショートボブは、それだけでも薄毛の印象を薄めるのですが、より確実に薄毛を隠すために丸く柔らかく仕上げると良いです。
毛先にワンカール付けることで薄毛の感じを消しボリューム感を出すことができます。
髪の毛が少し長めであればロングボブの髪型も産後の抜け毛からくる薄毛を隠せます。
頭頂部に少しだけレイヤーを入れて薄毛感を消します。
毛先をランダムに巻くことで、やさしそうなママの髪型になります。
③ミディアムスタイル
ロブのアレンジでハーフアップの髪型です。
産後の抜け毛による薄毛が頭頂部にある場合に使う髪型です。
頭頂部にボリューム感を出すのが狙いなので、両サイドから持ち上げた髪の毛とまとめる頭頂部の毛は三つ編みにしても良いです。
産後は抜け毛になりやすいなので、髪の毛は引っ張ることなくやんわりと結んで留めるようにしましょう。
いくら産後の抜け毛による薄毛を隠す髪型でも、赤ちゃんよりヘアスタイルに手がかかるようでは本末転倒です。
シンプルなミディアムで手間要らずにまとめた髪型です。
頭頂部の薄毛を目立たせない工夫として、顔の周りにレイヤーを少し入れることと前髪を目と眉毛の間まで持ってきます。
④セミロングスタイル
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赤ちゃんのお世話があるとはいえ、長い髪の毛は切りたくない。
ましてや産後の抜け毛による薄毛は絶対隠したいという思いがある女性は多いはずです。
抜け毛の症状にもよりますが、流れやすくレイヤーを入れて仕上げましょう。
写真ほどウェットにする必要もありません。
前髪の流し方や髪の毛の分け具合を調整すれば、頭頂部の薄毛感を消すことができます。
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セミロングの場合は髪の毛の長さを活かして産後の抜け毛による薄毛を隠します。
耳の上から側頭部の髪の毛を後ろで束ねてくるりんぱです。
この髪型は髪の毛が赤ちゃんのお世話の邪魔になりませんのでおすすめです。
ただ注意点として、髪の毛はゆったりと束ねることが前提です。
強く引っ張っては抜け毛の原因にもなりますし、薄毛を隠すことになりません。
⑤頭頂部アレンジスタイル
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とにかく頭頂部の産後の抜け毛による薄毛を隠すことに注力する髪型です。
髪の毛を様々なアレンジをして頭頂部にまとめてしまいます。
ただアレンジする髪の毛を強く引っ張ることがないように注意が必要です。
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こちらも頭頂部の産後の抜け毛による薄毛を隠すことに特化した髪型です。
シンプルにお団子で隠してしまいます。
前髪や顔の周りでカールを入れたりするだけで、ずいぶんオシャレな雰囲気にすることができます。
産後に薄毛になったら避けるべき髪型
産後の抜け毛からくる薄毛を隠せる髪型をみてきました。
ところで、逆に産後の抜け毛で薄毛になっている時にするべきではない髪型もあります。
3つのパターンで説明します。
①髪の毛を引っ張ることになる髪型
産後はとても髪の毛が抜けやすい状態になっています。
髪の毛を引っ張らなければならないような髪型は抜け毛防止の意味から避けましょう。
それに髪の毛を引っ張る髪型では、髪の毛の薄さを強調してしまう場合もあります。
②髪質が重い女性のロング髪型
産後の抜け毛が多い時期に、髪の毛が長く重いと毛根に力がかかり、抜け毛の原因になってしまいます。
また、せっかくの長い髪の毛も育児でお手入れが行き届かなくなっては台無しです。
産後の抜け毛の間はちょっと辛抱して髪の毛を短めにすることをおすすめします。
③分け目をはっきり付ける髪型
髪の毛の分け目をハッキリとさせるのは薄毛を隠すにはおすすめできません。
特に真ん中あたりで分けてしまうと、普通の状態でも髪の毛のボリュームが少なめに見えてしまいます。
それに薄毛の症状は分け目に沿って進行しがちなので、産後の抜け毛がある期間は分け目もなくしておいた方が無難です。
そもそも産後に抜け毛・薄毛が起こるのはなぜ?
女性の薄毛は多くの場合ホルモンバランスの乱れと血行不良から生じるとされています。
薄毛の原因とされるホルモンバランスの乱れとは、エストロゲンという女性ホルモンの減少を意味します。
エストロゲンは髪の毛の発毛や生育、そして髪の毛の生長期間の維持に関係する重要なホルモンです。
そのエストロゲンの分泌が出産後に急激に減少することにより抜け毛を引き起こして薄毛に至るのです。
それに加えて、新生児の授乳や世話からくる緊張やストレス、睡眠不足などが産後の抜け毛や薄毛を引き起こす要因とされています。
産後の抜け毛期間の正しいケア方法
産後の抜け毛による薄毛の原因がわかったところで、対策方法もチェックしましょう。
髪型で薄毛を隠せるとしても、薄毛から回復してしまえば隠す必要も無くなりますし髪型も以前の通りに戻すことができます。
①バランスよく栄養素を摂取する
産後の回復のため栄養がたくさん消費され、体の他の部分は栄養不足になりがちです。
産後の抜け毛による薄毛を回復させるには、女性ホルモンとよく似た働きをしてくれる大豆イソフラボンがおすすめです。
大豆イソフラボンを含む納豆とか豆腐を意識して食べるようにしましょう。
しかしどんな栄養素でも過剰に摂取しても排出されるだけですからバランス良く摂取することが大切です。
②産後でも安心の育毛剤を使う
産後の抜け毛による薄毛の対策には育毛剤が特におすすめです。
育毛剤は頭皮に必要な栄養を補充したり、保湿や血行促進など頭皮環境を整える様々な成分が配合されているからです。
それらをひとつひとつ食べ物や飲み物で摂取するのは容易なものではなく、実際問題ほぼ不可能です。
産後であっても安心して使える女性専用の育毛剤をお選びください。
③十分な睡眠をとる
特に新生児は3時間おきに授乳が必要なので、まとまった睡眠時間が取れません。
髪の毛の成長を促す成長ホルモンは寝ている時に分泌されるので影響は大きいです。
せめて赤ちゃんが寝ている時には一緒に睡眠を取るようにしましょう。
多少短い睡眠でも睡眠不足になるよりはるかに産後の抜け毛・薄毛対策に役立ちます。
ヘアスタイルを工夫して、産後の抜け毛期間を乗り越えよう
産後の抜け毛による薄毛を隠すための参考となる髪型を紹介しました。
抜け毛が回復するまでの間、ちゃっかりごまかしてしまいましょう!
それと並行して、産後の抜け毛による薄毛から回復する対策もお忘れなく。
女性専用の育毛剤という秘密兵器もありますから有効活用しましょう。