太った原因は本当にパントガール?
女性用の薄毛治療薬「パントガール」を服用し始めてから、なんだか太ってきたような…
と思っているそこのあなた。
はっきりと言わせてもらいます。
太ったことをパントガールのせいにするのはやめましょう。
今回は、パントガールを服用しても太らない理由と、副作用で太ったと思った時に確認すべきことを解説していきます。
パントガールとは?
世界中で女性の薄毛の治療に使用されている内服薬。
アミノ酸やビタミンなど、髪の毛の成長に必要かつ比較的安全な成分を配合しており、乱れてしまったヘアサイクルを修正するための手助けをしてくれます。
日本では薄毛治療専門のクリニック等で処方してもらえます。
パントガールで太ることはありえないワケ
まず、パントガールの1カプセルあたりのエネルギーは0.5キロカロリーです。
さらには脂肪の吸収を助長するような作用や成分も一切含まれていないため、パントガールが原因で太ることはありえません。
女性は月経周期などによって体重の多少の増減はあり得るため、中にはパントガールを飲むタイミングと生理の時期が重なると、パントガールの副作用によって太ったと感じる方もいるようですが、すぐに薬の副作用だと決めつけず、太ってしまう要因が他にないかどうかをまず見直すことが大切です。
太ってしまった原因はパントガール以外にあるかも
体重増加をパントガールのせいにする前に、まずは体調や精神状態、生活習慣等が乱れていないか確認しましょう。
以下に当てはまる項目がないかチェックしてみてください。
- お酒を飲む量は増えていないか
- 栄養バランスが乱れていないか
- 変な時間に食事をしていないか
- 運動の量は落ちていないか
- 睡眠はしっかり取れているか
- ストレスは溜まっていないか
これらがたまたまパントガールを摂取し始めた時期と重なっている可能性はありませんか?
実は、上記で挙げた太りやすい生活習慣は、薄毛の原因とほとんど共通しています。
つまり生活習慣が原因で薄毛になってしまった女性は、同時に太りやすい体質になっている可能性があるため、薄毛に気づいてパントガールを飲み始めた時期と、太ったことに気づく時期がたまたま重なることは十分にあり得えます。
無理なダイエットは薄毛を助長させます
パントガールが原因ではないにしても、太ったからといってすぐに無理矢理やせようとするのはやめましょう。
急に運動量を増やしたり、食事を抜いたりすると、ホルモンバランスの乱れや栄養不足、ストレスの増加などにより薄毛はますます進行してしまいます。
自分に合ったペースで健康的に痩せる。
第一にこれを意識していきましょう。
太る原因がパントガール以外に考えられない場合
生活習慣を見直しても、太る原因に心当たりがない場合は、以下の2点について考えてみましょう。
- パントガールが偽物ではないか
- 医薬品によるむくみの作用
1つずつ見ていきます。
そのパントガールは本物ですか?
可能性としてはかなり低いですが、あなたの服用しているパントガールが実は偽物で、体重増加を助長させるような作用を含む他の医薬品だということはないですか?
そんなことはほとんどありえないと思っていて大丈夫ですが、個人輸入の通販サイトでは偽物が出回っているのも事実。
少しでも心配な方は、ちゃんと薄毛専門の医療機関を受診してパントガールを処方してもらいましょう。
むくみの作用の可能性
そもそもパントガールは副作用の可能性が低い医薬品ですが、薬である以上、身体との相性によってはむくみのような副作用が起こる可能性は0ではありません。
ただし、製品に記されている副作用の例に「むくみ」は挙がっていないため、確率はかなり低いでしょう。
これまで報告例があったという副作用は以下の通りです。
胸のむかつき、ガス溜まり、腹痛、下痢、めまい、頭痛、嘔吐、動悸、紅斑、イントレランス・リアクション(ある物質に対する抵抗力が弱くなること)、発汗、頻脈、心拍の加速、発疹、かゆみ、蕁麻疹、胃腸の胸やけ
太ったと思ったら、パントガール以外の可能性を考えましょう
この記事を通して、パントガールが原因で体重増加やむくみが起こることはほとんどないことがわかっていただけたでしょうか。
自分がなぜ太ってしまったのか、もう一度生活習慣を見直してみて、薄毛と共にゆっくりと改善させていきましょう。
↓パントガールのもっと詳しい成分解析や副作用についてはこちらの記事を参考にしてみてください。