パントガールの効果的な服用方法とは?
パントガールは、女性用の薄毛治療薬として全国の薄毛治療専門クリニックで処方されているお薬です。
世界的に認知され使用されていることから、その効果を疑う余地はありませんが、どうせなら最大限に効果が期待できる飲み方を把握しておきたいところ。
今回はパントガールの正しい飲み方や、危険な飲み合わせについて詳しく解説していきます。
パントガールの正しい飲み方
パントガールはお医者さんから処方される薬なので基本的な飲み方の説明は受けているという方も多いと思いますが、ここで一度パントガールの正しい飲み方・服用方法をおさらいしておきましょう。
推奨摂取量と服用回数について
パントガールの正しい飲み方は以下の通りです。
- 成人…1日3回、毎食時に1錠ずつ
- 12~20歳…1日2回、朝・晩の食事の時に1錠ずつ
- 12歳未満…摂取すべきではない
(参照:FAQs about Pantogar)
お茶やジュースだと成分の吸収力が悪くなる可能性があるため、必ず水または白湯で服用するようにしましょう。
またパントガールは飲めば飲むほど効果が得られる訳ではないため、上限を越えての摂取はしてはいけません。
上限を越えると思わぬ副作用につながる危険性もあります。
飲み忘れた場合はどうすればいい?
薬やサプリメントを服用する時にありがちなのが飲み忘れ。
製品によって飲み忘れた際の対応は変わってきますが、パントガールを一度飲み忘れてしまった時はそのままにしておくのが良いとされています。
例えば成人の場合、
朝飲み忘れたらひとまずそのままにしておく。
↓
お昼の服用時間にはいつも通り1錠服用する。
といった感じです。
上記で述べた上限摂取量にも関わってくるため、決して朝の分を入れて2錠飲むといった飲み方はしないようにしましょう。
パントガールの効果が出るまでの期間はどれくらい?
正しい飲み方でパントガールを飲み続けた時、一般的に薄毛の改善効果を実感できるのは最短でも3ヶ月ほどかかるといわれています。
そんなにかかるの?と思ってしまった方は、髪が伸びる仕組み、薄毛が治る仕組みを一度確認しておきましょう。
髪の毛は一瞬で伸びるわけではなく、髪が成長する時期(成長期)、成長が止まる時期(退行期)、抜け落ちるのを待っている時期(休止期)というサイクルを繰り返しています。
このサイクルが乱れることで薄毛が起きるわけですが、一度乱れたヘアサイクルを元に戻すには最低でも3ヶ月はかかります。
よって、パントガールで薄毛を改善しようと思っても、効果を実感できるの最短3ヶ月ということになります。
関連記事:パントガールの効果を実感するまでの期間を体験談から考察!
パントガールは他の育毛剤との併用がいい!?
パントガールの正しい飲み方を把握したら、より効果を上げるためにパントガールと一緒に処方されることがある外用薬、いわゆる「育毛剤」との併用についてもみていきましょう。
パントガールとよく併用される育毛剤「パントスチン」って?
薄毛治療専門クリニックでパントガールの処方を受ける時に同時に処方されることが多いのが「パントスチン」です。
パントスチンはパントガールの外用薬版といったポジションのお薬。
一般的な育毛剤と同じような使い方をする治療薬です。
内服薬として内側から薄毛改善に働きかけるパントガールに対し、外側から頭皮環境を整える役割を担うのがパントスチン。
外側と内側、両方からアプローチすることで薄毛治療への相乗効果をねらうために処方されることが多いです。
参考記事:パントガールとパントスチンの違いとは?併用が最適なワケ
併用時に副作用はある?
治療薬を併用する際に心配なのが服作用。
いくら薄毛を改善させる効果があっても副作用に苦しむのは嫌ですよね…
パントガールとパントスチンは、単体で使用する場合にはどちらも副作用の心配はなく、正しい飲み方や使い方をしていれば併用しても全く問題ないことが確認されています。
ただ、お薬にはやっぱり合う合わないはあります。
たとえばパントスチンに関しては、有効成分であるアルファトラジオール等にアレルギーを持っている方は注意が必要です。
パントガールをパントスチンを併用してみて、何らかの異常が見られた時は迷わず使用を中止し、お医者さんに相談するようにしましょう。
併用すべきでない育毛剤
クリニックでパントガールのみの処方を受けた場合、他の育毛剤も使ったほうがいいのでは…と思っている方はちょっと待ってください。
基本的に薄毛治療クリニックで治療を受ける時は、お医者さんに頂いたお薬以外は使ってはいけません。
中でも「ロゲイン」という育毛剤をパントガールと一緒に使う場合は注意が必要です。
ロゲインはいくつか副作用の確認がされている育毛剤で、パントガールと併用することで不具合が出ることもあります。
強い発毛作用を持つミノキシジルの濃度が低い女性用のロゲインであれば大きな問題はありませんが、自己判断での併用は厳禁。
どうしても使いたい時はお医者さんに相談してみましょう。
パントガール服用時の注意点
最後に、パントガールの飲み方に関して下記3つの注意点をご紹介します。
- 危険な飲み合わせについて
- 妊婦さんの服用について
- 服用のやめ時について
注意点①危険な飲み合わせはある?
パントガールは基本的に、他のお薬との飲み合わせで危険なものはないため、他にも常用薬があるという方も安心して服用して大丈夫です。
ただ、これはあくまで「今の段階で」のお話で、今後新しい危険性が発見されることもあるかもしれません。
そのため以下に当てはまる人は、必ずかかりつけのお医者さんに相談するようにしてください。
- パントガールの処方を受ける時に常用薬がある人
- パントガールを飲み始めた後に別のお薬を飲む人
また女性の場合、ミノキシジルタブレットやプロペシアといった元々男性の薄毛を治療するために作られた医薬品は、併用以前に単体でも服用禁止のため、絶対に使用しないようにしましょう。
注意点②妊婦さんは医師に確認を!
妊婦さんは自己判断でパントガールを服用するのはやめましょう。
パントガールは基本的に副作用のないお薬ですが、前提として妊婦さんは妊娠後期からの摂取が推奨されています。
そして仮にあなたが妊娠後期だったとしても、身体の状態によっては服用しないほうがいい場合もあるため、パントガールの服用したい時は飲み方を含めて、必ずお医者さんに相談してからにしましょう。
お腹の赤ちゃんのためにも、これは必ず守ってくださいね。
関連記事:妊娠中や産後の授乳中にパントガールを使用しても大丈夫?
注意点③勝手に服用をやめない
どんな治療薬にも言えることですが、医師の許可なく勝手に服用をやめるのはあまりいいことではありません。
パントガールを正しい飲み方で続け、ある程度薄毛の改善を実感すると、もう飲まなくてもいいかな…と思う人もいるかもしれませんが、勝手に飲むのをやめてしまうと、せっかく改善できた髪の毛がまた薄毛に…なんていうこともありえます。
ヘアサイクルが正常化するまでの期間を考えると、パントガールの適切なやめどきは薄毛が治ってきたと実感してから最短でも半年後にすることをおすすめします。
ただ、この数字もあくまで基準でしかないため、もう飲まなくていいかな?と思ったら、一度お医者さんに相談してみましょう。
関連記事:パントガールをやめたら薄毛に元どおり?【適切な辞め時を解説】
服用方法を守ってパントガールを正しく使用しましょう
パントガールも基本的には他のお薬と同じで、お医者さんに説明を受けた通りの飲み方をして、困ったことや疑問点があったらすぐに相談する。
これを守っていれば心配することはありません。
パントガールの正しい飲み方や注意点を守って、効果的に薄毛改善をしていきましょう。
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