女性の薄毛治療に保険が利かない理由【保険適用の条件も解説】

治療なのに保険が利かない…!?

悩む女性

最近何だか薄くなってきた気がする…女性なら髪のことは気になりますよね。

本格的に薄毛を治したい、と思っているそこの貴女。
女性の薄毛治療は、保険が利かないことを知っていますか?

治療と言うと、何でも保険が利くというイメージがあるかもしれませんが、普通の薄毛治療は保険が利かないのです。
なぜ薄毛には保険が効かないのか。その理由を掘り下げてご紹介します!

女性の薄毛治療に保険が適用されない理由

そもそも保険というのは、病的なもの・外傷であるものと認識されているものにのみ適用されるようになっています。

女性が薄毛になる原因は、色々ありますが、その原因の多くは加齢であったり、ホルモンバランスの崩れによるものです。
そのため、薄毛の症状は病的であるとはみなされず、保険の適用が認められていないのです。

薄毛治療は、ちょうど美容目的と同様に認識されていると言えます。

薄毛の治療でも保険が利く!?3つの例外とは

問診をする女性

女性の薄毛治療には全く保険が適用されないのか、と言えばそんなことはありません。
一部、保険が適用されるものも存在します。

ここでは、例外とされる3つの薄毛の症状をご紹介します。
ただし、あくまでも保険が効く可能性があるということで、症状や治療法によっては、適用外となることもあるので、参考として見てください。

①精神疾患による脱毛(抜毛症)の治療

女性が薄毛になる原因の中には、精神疾患による脱毛があります。

抜毛症と呼ばれる脱毛は、何らかの原因によって自分で髪や体毛を抜いてしまうものです。
抜毛症の根本的な原因は解明されていませんが、毛を抜くことで、ストレスや不安など、自身の中にあるネガティブな感情を抑えていると言われています。

抜毛してしまうことを自分で抑えることができないほど症状が進み、精神的にも深刻であると判断された場合は、抜毛症は保険治療の対象になるようです。

②円形脱毛症の治療

女性の薄毛の原因には、円形脱毛症もあります。

円形脱毛症は、コインのような形で脱毛するとして知られている症状ですが、実はその種類にはいくつかあって、単発のものもあれば、数か所に繰り返しできてしまう多発型もあります。

また、後頭部や生え際に帯状に広がるものや、症状が進行しすぎてほとんどの毛が抜け落ちてしまうようなものもあります。

円形脱毛症は、ストレスが主な原因とされていましたが、現在では自己免疫疾患が原因と考えられるようになってきました。
すぐに治るものはいいですが、薬を使用しないと改善しないような円形脱毛症の場合は、保険が適用されます。

③外傷・火傷等による脱毛(瘢痕性脱毛症)の治療

単純に薄毛になる場合と異なり、外傷や火傷などによる外的要因によって薄毛になることもあります。

瘢痕性脱毛症は、怪我をしたり火傷によって、毛を作る元の部分である毛包が破壊されてしまい、毛が生えてこなくなる症状のことです。
脱毛範囲が広がる前に、早期に治療することが大切な脱毛症です。

脱毛するそもそもの原因が、外傷や火傷であることから、保険が適用される場合がほとんどです。

保険適用外の女性の薄毛治療にかかる費用の相場

保険適用外である治療を受けるとなると、いったいどれぐらいの費用がかかるのか、気になりますよね。
自費だと、ものすごく料金がかかるのでは?と不安な女性もいるでしょう。

そこで、女性の薄毛に施される3つの主な治療法をあげて、費用の相場をご紹介します。

①内服薬・外用薬の相場価格

女性の薄毛を改善するための処置として、まず考えられるのが投薬治療です。
薄毛の治療には、抜け毛を防ぎ発毛を促進するための飲む内服薬と、頭皮に直接塗布する外用薬とがあります。
それぞれの1か月分の相場は以下のとおりです。

  • 内服薬 8,000円~12,000円ぐらい
  • 外用薬 10,000円~20,000円ぐらい

②HARG療法の相場価格

HARG療法とは、毛髪再生治療のことで、薄毛を解消する治療として近年注目されているものです。

幹細胞から抽出した成長因子やビタミンなどの栄養分を頭皮に直接注入することで、ヘアサイクルを正常化し、発毛を促進します。

HARG療法の相場価格:1回あたり 30,000円~50,000円ぐらい

③自毛植毛の相場価格

女性の比較的広範囲の薄毛の治療法として植毛があります。

植毛とは毛を直接頭皮に植えることをいい、現在は、自分の毛を薄毛の部分に移植する手術を行う自毛植毛が主流となっています。

自毛植毛の相場:100万円~200万円(※範囲によります)

保険が利かなくてもクリニックに通うべき理由

注射を持つ女性

薄毛の治療に保険が適用されないのなら、クリニックに通いたくない…と思うかもしれませんが、それはちょっと安易すぎます。

保険が利かなくても、薄毛でお悩みの女性にはクリニックに通うことをおすすめします。
ここでは、保険が利かなくてもクリニックに通うべき理由やメリットを見ていきましょう

①薄毛の「治療」ができるのはクリニックだけ

女性の薄毛を根本的に治療したいなら、クリニックに通うべきです。
薄毛を改善できるとして、女性育毛サロンなども存在しますが、育毛サロンはあくまでもサロンであって、クリニックではありません。

何が違うのかと言うと、サロンには医師がいないのです。
当然のことながら、薬の処方や薄毛を治すためのアプローチはできません。

育毛サロンや市販の育毛剤も効果的ではありますが、やはりクリニックの方が薄毛を治療するという意味では効果が得やすいと言えます。

②症状を正確に診てくれる

クリニックには医師がいるので、薄毛の病状を正確に診断してもらうことができます。

女性の薄毛には様々な原因がありますが、その原因を自分で把握することは、かなり難しいことです。
さらに自分の頭皮の状態を自分で知ることは、至難の業です。

また、育毛剤では改善することができない薄毛の症状である可能性もあるわけですから、クリニックで適切な診断を受けることは、薄毛の早期回復につながります。

専門医に診てもらうことで、自分に合った治療法を提案してもらうこともできます。

③治療にかかる総費用はそれほど高くない

保険が効かないと聞くと、薄毛治療には高額の費用がかかると思う女性もいるでしょう。
でも、実際に治療にかかる総費用はそれほど高額にはならないと考えられます。

確かに、1回1回の診察代はかさむかもしれませんが、継続が必要である育毛剤を延々と使い続けることや、サロンへの継続通院を考えると、クリニックでは自分に合った治療法で、短期間での効果が期待できるので、保険が利かなくても結果的に安くなる可能性があります。

ただし、皮膚科での薄毛治療はやめたほうがいいかも…

手を交差させる女性

皮膚科はたくさんあるので、通いやすいとは思いますが、薄毛の女性が皮膚科に通うのは、あまりおすすめできません。
なぜかと言うと、皮膚科は皮膚の専門ですが、薄毛の専門ではないからです。

皮膚科で薄毛治療となると、もちろん保険は適用されませんし、治療内容も投薬療法のみなど幅が狭く、ワンパターンであることがほとんどです。

また、薄毛専門クリニックであれば、無料カウンセリングがあるのに対し、一般の皮膚科では無料カウンセリングはなく、大部分は初診料から自費扱いになっています。

保険が利かなくても女性の薄毛は治療の価値あり

いかがでしたか。
女性の薄毛治療は保険が利かないことが、理由も含めわかっていただけたと思います。

ただ病院での治療費は高そうだからといって、育毛剤を使ったり、サロンに通ったりしても結局お金はかかってしまうので、まずは一度、クリニックの無料カウンセリングを受けてみて、自分にあった治療法を薄毛の専門医と探すことをおすすめします。