女性の薄毛の原因はホルモンバランスにあり!?【メカニズムと対策法】

女性の薄毛の原因はホルモンバランスにあり!?【メカニズムと対策法】

ホルモンバランスの乱れが薄毛につながる…!

生え際の薄い女性

気になる薄毛を対策するためには、女性の薄毛の原因をしっかりと理解することが大切ですよね。
女性が薄毛になるのには色々な原因がありますが、ホルモンバランスが乱れることが薄毛の大きな原因であるとも言われています。

ホルモンバランスといっても目に見えないものですから、薄毛を引き起こすと言われてもよくわからないですよね。
そこで今回の記事では、ホルモンバランスの乱れが女性の薄毛につながるメカニズムと対策法もご紹介します。

ホルモンバランスの乱れが女性の薄毛につながるメカニズム

髪の毛の仕組み

ホルモンバランスの乱れが女性の薄毛を招く原因になるのには、確かな理由があります。
実は女性ホルモンのエストロゲンには、髪と大きな関わりがあり髪の成長と成長保持の役割を担っているのです。

そのため、何らかの原因で女性ホルモンが減少するとホルモンバランスが乱れて髪が健康に成長しなくなるため、女性の薄毛が引き起こされてしまうということです。

女性ホルモンが減少してしまう原因って?

悩む女性

女性ホルモンが減少するとホルモンバランスが乱れてしまうわけですが、ではなぜ女性ホルモンは減少してしまうのでしょうか。
ホルモンバランスの乱れを招く、女性ホルモンが減少する原因を見てみましょう。

①生活習慣の乱れ

ホルモンバランスは体調にも深い関わりがあります。
そもそも、女性ホルモンは女性が健康を維持する上で非常に大切な役割をしています。

ですから、食生活が乱れていたり睡眠不足が続いたりというように生活習慣が乱れることによってホルモンバランスは崩れてしまうのです。
生活習慣が乱れると身体にも負担がかかりストレスになるため、さらに悪循環になってしまいます。

②加齢

加齢によって皮膚などに含まれるコラーゲンが低下するように、年を重ねるごとに卵巣機能が低下していくため女性ホルモンの分泌量が減少します。

個人差があるものの、30代後半ぐらいから徐々に女性ホルモンの分泌は減少していきます。
外的な原因によってホルモンバランスが乱れるわけではないので、自身で女性ホルモンを増やすよう対策をしなければホルモンバランスを改善することは難しいと言えます。

③出産

妊娠すると出産までの間、女性ホルモンは増加します。
その理由は、胎児を成長させ安全に出産が迎えられるようにするためです。
ですが、出産後は大量の女性ホルモンは不必要になるため、身体が元の状態に戻るのに伴って女性ホルモンが一気に低下します。

女性ホルモンが低下すると、ホルモンバランスが大きく乱れてしまいます。
たくさん女性を悩ませる産後の抜け毛の原因の多くはホルモンバランスの乱れによって抜け毛が起きてしまうからです。

ホルモンバランスの乱れを改善する方法

薄毛を引き起こしてしまう女性ホルモンが減少する原因がわかりましたが、原因がわかってもどうすればホルモンバランスの乱れを改善できるかが不明ですね。
そこで、薄毛対策のためにホルモンバランスを整える方法をご紹介します。

①栄養バランスのとれた食事をする

ホルモンバランスの乱れを改善するためには、外側からの働きかけも大切です。
食生活が乱れていてはホルモンバランスを整えることができませんから、まずは食生活を見直し栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

しかも、栄養補給することはホルモンバランスの乱れを改善するだけでなく、健康な髪を作ることにもなり薄毛改善にもつながるため一石二鳥です。
また、ホルモンバランスを整えるには女性ホルモンを増加させることが有効なので、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンの摂取が効果的です。

②適度に運動をする

ホルモンバランスを整えるためには、定期的に運動をすることも重要なポイントです。
女性は筋肉量も少なくもともと身体の冷えを招きやすい上、運動不足になる血行が悪くなりホルモンバランスも乱れます。

ウォーキングなどの有酸素運動を適度に行うことで、ホルモンの分泌を整えることができます。
さらに、代謝もアップし血行も促進されるため薄毛対策にもなります。

③睡眠の質をあげる

睡眠不足をはじめとする生活習慣の乱れが、女性ホルモン減少の原因になることは前述しましたね。
そのため、睡眠をしっかり取ることはホルモンバランスを整えるためには大切なことです。

ただし、睡眠時間が長くても質が悪ければ意味がありません。
ですから、就寝時間を一定にしたり適度な運動を行うといった睡眠の質をあげる努力も必要です。

それでも薄毛が改善しない場合はどうすればいい?

頭を抱える女性

薄毛の原因を排除するために前述の対策法を継続しているにもかかわらず、それでも一向に薄毛が改善する兆しがなければ別の手立てを考えなければいけません。

その場合は、ホルモンバランスの乱れを改善する対策法と合わせて、女性用育毛剤の使用をおすすめします。
女性用育毛剤は女性の薄毛の原因に特化して作られているため、早期的な薄毛の改善を望むことができます。

ホルモンが原因の女性の薄毛に育毛剤が効果的な理由

若い女性

ホルモンバランスが原因で薄毛になっている場合には、育毛剤の使用が効果的です。
育毛剤が効果的な理由は、栄養補給が可能であり頭皮環境の改善に役立つ作用があるからです。

具体的な育毛剤の作用について、3つの観点から説明します。

①血行促進作用がある

血行不良によってもホルモンバランスが乱れることを説明しましたが、血行が悪くなると頭皮に十分な栄養を届けられなくなり薄毛の原因になります。

ですから、血行促進作用のある育毛剤を使用すると頭皮の血行が良くなり、髪にも栄養を届けられるようになるため結果的に薄毛の改善につながるのです。
さらに血行促進作用で、毛母細胞も活性化し育毛効果が期待できます。

②抗炎症・殺菌作用がある

育毛剤には、抗炎症・殺菌作用のある成分が含まれています。
頭皮は髪を生やす土壌部分なので、炎症や雑菌などの影響で頭皮の状態が悪ければ健康な髪を育むことは不可能です。

ホルモンバランスの乱れは、免疫力の低下も招くため炎症を起こしたり雑菌が繁殖しやすくなります。
そこで抗炎症・殺菌作用のある成分を浸透させることで、頭皮環境を整えることができれば健康的な髪を育むことができるようになります。

③活性酸素を抑制する作用がある

活性酵素は細胞を老化させることが知られています。
もちろん、髪も例外ではなく活性酵素によって白髪や薄毛を引き起こすこともわかっていますから活性酵素を抑制する作用は有効だと言えます。

活性酸素を体内から排出させるために、髪を生成するのに必要なアミノ酸も使用されます。
つまり髪を構成するアミノ酸が不足すると、栄養不足になり薄毛を導くのです。
頭皮が活性酵素によって硬化すると頭皮環境も悪化しますから、活性酸素を抑制することは薄毛対策として必要なものです。

ホルモンバランスを改善して薄毛を克服しよう

いかがでしたか。
様々な薄毛の原因のうち女性の場合、多くはホルモンバランスの乱れが原因で引き起こされるものだというのがわかりましたね。

ホルモンバランスを整えるには、生活習慣の改善など自分自身でできることもたくさんありますから、まずはできるところから対策していくのがおすすめです。
ホルモンバランスを改善して、薄毛を克服しましょう。

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