バナナがもつ育毛効果を解説します!
バナナには育毛効果もあるのをご存知でしょうか。
バナナをはじめとする果物のビタミンが、体にいいのは良く知られていますが、薄毛や抜け毛の対策になるということは意外と知らなかった人もいるのではないでしょうか。
バナナを食べて育毛が期待できるなら、抜け毛や薄毛に悩む人には嬉しい事実ですよね。
そこで今回はバナナがもたらしてくれる育毛効果について詳しく解説します。
バナナに含まれる薄毛や抜け毛に効果が期待できる成分
バナナがなぜ薄毛や抜け毛に効果があるとされるのか、まずはバナナに含まれる薄毛や抜け毛の改善に有効な成分を見てみましょう。
①たんぱく質
3大栄養素の一つとして知られるたんぱく質がバナナには含まれています。
タンパク質は人間の体を作る重要な栄養素ですが、それは髪の毛にとっても同じです。
なぜなら髪の主成分はタンパク質で、そもそもたんぱく質が不足すれば髪を構成することすらできないためです。
そのため、たんぱく質は育毛のためには積極的に摂取する必要がある栄養素であり、それが豊富に含まれているバナナを食べれば薄毛の改善に効果が期待できます。
②ビタミンB群
たんぱく質は髪を構成するのに必要な栄養素です。
ただし、体の全てにたんぱく質が必要なため、食事から摂取したたんぱく質がすべて髪の構成に使われるわけではありません。
そのため、たんぱく質は摂取するだけでなく、より効率的に体内に吸収する必要があります。
そこで重要なのがバナナに含まれるビタミンB群で、ビタミンB群にはたんぱく質の吸収を高める働きがあります。
また、ビタミンB群は摂取したたんぱく質を再合成させるための代謝を行う役割も担っていているため薄毛や抜け毛の対策には欠かせない栄養素です。
③ミネラル
必須ミネラルというものがあるぐらい人間にはミネラル分が必要不可欠なのですが、髪も同様にミネラルが欠かせません。
ミネラルは摂取した栄養分を吸収する働きがあり、ミネラルがなければ栄養分が吸収されず髪に届けることができません。
いくら髪のもととなるたんぱく質を摂取してもミネラルが不足していれば、抜け毛が増えてしまい、薄毛の原因につながってしまいます。
④ポリフェノール
ポリフェノールの代表的な効能として、抗酸化作用があります。
酸化は肌の老化につながることが知られていますが、髪にも悪影響を及ぼします。
頭皮が酸化すると髪を生やす毛母細胞の働きが悪くなり、ヘアサイクルにも悪影響を与えるため、その結果抜け毛や薄毛を招きます。
そのため、バナナに含まれるポリフェノールの抗酸化作用は薄毛対策には欠かせません。
育毛効果を期待するなら黄色いバナナを食べましょう
バナナに含まれる栄養素は薄毛や抜け毛に効果的なことが分かりました。
ただ、育毛効果をより期待するなら黄色いバナナを食べるほうがいいでしょう。
青いバナナも市販されていますが同じバナナではあっても、青いバナナと黄色いバナナではビタミンB群の含有量が違います。
黄色いバナナにはより多くのビタミンB群が含まれていて育毛効果が期待できます。
薄毛や抜け毛の予防目的でバナナを食べるなら黄色い物を。
しっかりと覚えておきましょう。
薄毛対策にはバナナだけでは不十分です
バナナに含まれる成分は薄毛や抜け毛に有効ではありますが、とはいえ薄毛改善が期待できてもバナナだけで薄毛を完治させることは難しいです。
バナナに含まれる栄養素以外にも、髪の主成分であるケラチンを再合成させる亜鉛など様々な栄養をバランス良く摂取することが大切です。
また、もっと効率よく手軽に薄毛対策をしたいという人には抜け毛・薄毛に必要な栄養素を効果的に摂取できる育毛サプリがオススメです。
バナナの食べ過ぎには注意しましょう
バナナが抜け毛や薄毛対策になるならたくさん食べようと思うかもしれませんが、バナナの食べ過ぎは思わぬ副作用の危険があるため、注意する必要があります。
バナナには体を冷やす作用があるため、血行が悪くなり下痢や便秘などの胃腸障害を起こす可能性があるのです。
さらに、バナナにはカリウムが多く含まれるため過度に摂取すると高カリウム血症を引き起こす危険があり、高カリウム血症になるとしびれや不整脈を招いてしまいます。
バナナには高い育毛効果が秘められています!
いかがでしたか。
バナナには育毛効果が期待できる成分が含まれていて、薄毛や抜け毛に役立つことがわかりました。
バナナには高い育毛効果が秘められていますが、とはいえバナナだけでは薄毛改善には不十分です。
ですから、バナナは抜け毛・薄毛改善の協力なサポート役として一日の栄養補給に取り入れてみてはいかがでしょうか。