女性の手ぐしは抜け毛を助長させているかも
女性にとって髪の毛はとても大事なもの。
その日のコンディションや抜け毛の有無を確認する時、近くにブラシなどが無い時は手ぐしで髪をとかす女性も多いのではないでしょうか。
でも、実は手ぐしで髪をとかすことは抜け毛の原因になることがあるんですよ。
こんな何気ない動作で抜け毛になるなんて…?
今回は手ぐしが女性の抜け毛の原因になってしまう理由、そして髪の毛をとかす最善の方法をご紹介していきますね。
女性の手ぐしがNGな理由
では早速、女性が髪をとかす時に手ぐしがNGである理由をご説明しますね。
考えらえる理由のそれぞれについて、詳しくご紹介していきましょう。
①手に髪の毛が引っかかって抜けてしまう
手ぐしで抜け毛が増えてしまう理由としてまず考えられるのは、手に髪の毛が引っかかってしまうことです。
手はブラシやクシとは違い、爪などの突起がありますよね。
また、お手入れしているつもりでもささくれがあったり…そういうところに髪の毛が引っかかると髪の毛が引っ張られて、抜け毛の原因になる可能性があるんですよ。
②髪が引っ張られ毛根がダメージを受ける
手に髪の毛が引っかかると抜け毛の原因になるだけでなく、毛根にもダメージが加わることがあります。
髪の毛が引っ張られるということは毛根に無理な力がかかるということですよね。
髪の毛が抜けるだけで済めばいいですが、毛根がダメージを受けると次に髪の毛が生えてくる時に支障が出るかもしれません。
そうなると抜け毛どころか女性の薄毛の原因になってしまう可能性もあるんですよ。
③頭皮に手が接触して頭皮環境の悪化
髪に引っかからないようにすれば、手ぐしでも抜け毛にならないのでは?
そう思う女性もいるかもしれませんが…ちょっと待ってください。
手は、綺麗にしているつもりでも雑菌がたくさんついています。
雑菌のついた手で髪や頭皮を触ると、菌がそちらに移ってしまいますよね。
また、もし爪で頭皮が傷ついてしまうと、目に見えないような小さな傷でもそこから菌が繁殖してしまう可能性も考えられます。
これが頭皮環境の悪化につながり、抜け毛が増える原因になってしまうんですよ。
手ぐしで抜け毛が増えやすい女性の特徴
女性が手ぐしで髪を整えるのはちょっと危険なことがわかりましたね。
普通の女性でも気をつけて頂きたいのですが、下記の特徴に当てはまる女性は、いっそう手ぐしを気を付ける必要がありますから注意です!
①乾燥肌の女性
乾燥肌の女性は、手も荒れがち。
普通の女性よりもささくれなどの突起が多いことが考えられます。
また、手が荒れていなかったとしても乾燥した状態の手を使って手ぐしをしてしまうと、髪が手に引っかかり抜け毛になりやすいですよね。
乾燥肌だという自覚のある女性は、髪をとかす時に手ぐしをするのはやめたほうがいいかもしれません。
②髪が細い女性
手やお肌に問題がなかったとしても、髪が細い女性は手ぐしをしないことをおすすめします。
ただでさえ手ぐしをすることは髪の毛がひっかかり抜け毛になりやすいのに、髪が細いと髪への負担がいっそう増してしまいます。
また、髪が細いと抜け毛ではなく切れ毛になる可能性もありますから、あらゆる面で考えても髪が細い女性は手ぐしはしないほうがいいと言えます。
③頭皮に問題を抱える女性
頭皮に炎症やフケ症などの問題を抱える女性も手ぐしには注意が必要です。
頭皮にトラブルが起こっている状態ですと、何もしなくても抜け毛が多くなっていますよね。
そこへ更に手ぐしで負担をかけてしまうと抜け毛が悪化することが考えられるんです。
また、上記でご説明したように手には雑菌がたくさんついています。
手が頭皮に接触することによって炎症が悪化することもあるんですよ。
髪をとかすなら手ぐしではなくヘアブラシで
女性が手ぐしで髪をとかすことにはかなりのデメリットがあることがわかってきましたね。
やはり髪をとかす時は専用のヘアブラシを使うのが一番良いと言えるのではないでしょうか。
ヘアブラシなら細い髪の毛でも優しくとかすことができますし、頭皮にも程よい刺激を与えることができますから、不必要な抜け毛を起こしません。
また、常に洗って清潔にしておけば雑菌が繁殖する心配もありませんよ。
ヘアブラシを使う際のポイント
では、女性が髪をヘアブラシでとかす時にはどういった点に気をつければ良いのでしょうか?
おさえておくべきポイントをご紹介しますね。
①清潔で毛先の柔らかいヘアブラシを使う
髪を労わるためには、まずは清潔さが重要。
先ほどもご紹介したように、ヘアブラシは常に清潔に保つようにしましょう。
また、毛根に負担をかけないためには毛先の柔らかいヘアブラシを使うのがおすすめです。
こうしたブラシは「ブラッシング専用」という表記があることが多いので、ヘアブラシを選ぶときにはこうした表示を目印に候補に入れてみてはいかがでしょうか。
②髪が乾いた状態で優しく髪をとかす
ヘアブラシを使う時のもうひとつのポイントとして、必ず髪は乾いた状態にしておくことをおすすめします。
髪は濡れるとキューティクルが開いた状態になりますから、目の細かいブラシでとかしてしまうと摩擦が起きて非常に傷みやすく、抜け毛だけでなく切れ毛になってしまうことも…
もしどうしても濡れた状態の髪をとかしたい時は、目の粗いクシを使うといいかもしれませんね。
また、乾いた髪をとかす時も、必要以上に力を入れるのはNG。
髪や頭皮を労わる気持ちで、優しくとかしてくださいね。
手ぐしは避けてヘアブラシを使用しましょう
女性が手ぐしで髪をとかすことのデメリットについて、いかがだったでしょうか。
今まで何気なく手ぐしを使ってしまっていた女性も多いと思いますが、抜け毛防止のためにもこれからはちょっと気をつけたほうが良さそうですね。
ヘアケアは毎日行ないますよね。
ぜひ負担をかけて不用意な抜け毛が起きることのないように、専用のヘアブラシをひとつ用意しておきましょう!