6月の梅雨の時期は抜け毛が増えやすい…？
抜け毛は時期によって量が違うというのは、聞いたことがあるでしょうか。
1日100本以上あるという抜け毛も、梅雨の時期にはさらに増えると言われています。
普段から抜け毛に悩む女性にとって、梅雨は過ごしにくい時期だと言えるかもしれません。
だからこそ、梅雨に抜け毛が多くなる原因をきっちり把握したうえで対策を行う必要があるんですね。
梅雨に抜け毛が増える原因
まずは、梅雨に抜け毛が増える原因を掘り下げましょう。
抜け毛が増える原因として、梅雨独特の理由があることがわかりますよ。
①雨に濡れる
当然のことですが、梅雨は1年で最も降雨量が多い時期です。
毎年6月ごろに梅雨入りしますが、この頃から天気が変わりやすく突然雨が降ることもありますね。
傘を持っていない時や、小雨だからと傘をささずに濡れてしまうことがありますが、抜け毛にとっては雨は大敵なのです。
雨は不純物がない水ではなく、雨の成分の中には空気中に含まれるゴミなどの異物が入っています。
異物が原因で毛穴を詰まらせたり炎症が起こると、頭皮環境が悪化し抜け毛を引き起こしてしまいます。
②汗をかきやすい
じめじめした蒸し暑い梅雨の時期は、汗をかきやすいですね。
あまり発汗しないという女性であっても、頭部は髪が密集しているうえ毛穴が多い場所なので意外に汗をかいています。
汗をかくことによって頭皮に皮脂が沈着したり、汗と皮脂が混ざって汚れが付着しやすくなります。
そのため、汗をかきやすい梅雨は頭皮環境の悪化を招き抜け毛が増えるのです。
③６月は紫外線が強い
女性は特に夏になると紫外線対策をしますよね。
実は6月は紫外線が強く7・8月と紫外線量が同等で、しっかり紫外線対策をする必要があるのです。
顔はしっかり紫外線対策をすると思いますが、頭はどうでしょうか。
頭皮は顔とつながった皮膚であり、しかも体のてっぺんにあるため、一番紫外線のダメージを受ける場所です。
紫外線は皮膚や髪にもダメージを与えるので、抜け毛が多くなる原因になります。
④湿気による雑菌の繁殖
梅雨は雨が多いので、どうしても湿度が上がってしまいます。
浴室にカビが多いように、湿気が多い状況では雑菌が繁殖しやすくなります。
特に頭部は髪が密集しているため、湿気が多いと蒸れやすくなってしまいます。
雑菌が繁殖すると頭皮に炎症を起こすなど、頭皮環境の悪化を招くため抜け毛を助長することになるのです。
女性が梅雨に行うべき抜け毛対策
梅雨には抜け毛が増えることがわかりましたね。
抜け毛が多くなる時期だから増えても安心というわけではなく、ちゃんとケアしないと抜け毛が悪化してしまいます。
梅雨に時期に行える女性の抜け毛対策法で、正しいヘアケアを行いましょう。
①雨に当たらないようにする
梅雨に抜け毛が増える原因で見たように、雨に含まれる異物によって毛穴のつまりや頭皮に炎症が起こると頭皮環境が悪化するため、雨は抜け毛にとって大敵です。
そのため、雨に当たらないようにすること自体が抜け毛対策になります。
抜け毛を防ぐためには、雨が降っているときは降っている量にかかわらず必ず傘をさすようにして雨が頭皮にかからないようにしましょう。
②シャンプーをしっかりと行う
抜け毛を防ぐために雨に当たらないようにするのは有効な方法ですが、とはいえ突然の雨などで防ぎきれないこともありますよね。
そこで重要なのは、シャンプーをしっかりと行うことです。
シャンプーによって、皮脂の沈着や雨による汚れをしっかり落とすことで頭皮環境が悪化することを防ぐことができます。
ですから梅雨の時期は、特にしっかりとシャンプーで汚れを落とすことを意識しましょう。
③紫外線のカット
6月は7・8月を変わらないほど紫外線が強いと前述しましたね。
頭皮や髪に紫外線を浴びるとダメージにより抜け毛が増えてしまうため、抜け毛を防ぐためには紫外線をカットすることがポイントになります。
そのためには直接頭皮に紫外線が当たることを避けることが重要なので、外出する際は日傘を使ったり帽子を被るようにして紫外線をカットするようにしましょう。
④髪や頭皮が濡れたらすぐに乾かす
梅雨の時期は湿度も高く、他の時期に比べても雑菌が繁殖しやすい時期です。
ですから、抜け毛を防ぐためには普段以上に髪や頭皮を濡れた状態で放置しないようにしなければなりません。
雑菌を繁殖に対してシャンプーの後にすぐに髪を乾かすのはもちろん、雨に濡れた際にもドライヤーなどでしっかりと乾かすことが大切です。
梅雨の時期は特に抜け毛対策が重要
いかがでしたか。
原因を知れば、梅雨の時期になぜ抜け毛が多くなるのかが理解できましたね。
もちろん抜け毛は自然にも起こるものですが、正しく対策をすれば抜け毛が特に増える梅雨でも最小限に抑えることができます。
普段から抜け毛に悩みをお持ちの女性は、梅雨は普段よりも対策を強化したほうがいいかもしれませんね。
