水ってそもそも痩せるの?
「水を飲む方が痩せやすいと聞くけど、実際痩せるのだろうか…」
私たち人間の体の約60%は水分です。生きるために水は必要不可欠なのですが、実はダイエットにも役立つことをご存知でしょうか。
そこで今回は、「水」と「ダイエットの関係」についてご紹介いたしますのでダイエットの参考にしてみてください。
なぜダイエットに水が必要なの?
「水」を飲むと新陳代謝をスムーズにし、老廃物を出しやすくなるのです。
新陳代謝とは体の中の古いものが新しいものへと入れ替わること。
老廃物とは汗や尿、便などで、すでに体の内で不要になったものをいいます。
老廃物が溜まったままだと、血液の流れが悪くなります。そして体には、次のようなマイナスの影響が生じる可能性があります。
①むくみやすい
なぜ水分不足によって、体がむくんでしまうのか。それは水分が不足することで、体に溜まった老廃物をうまく排出できないからです。
体にある水分は血液やリンパ液として体内を循環し、必要のない老廃物は汗や尿として体外へ排出されます。
しかし体内の水分が不足するとその働きが滞り、細胞の間に水分が残ることでむくみという症状として表れてしまうのです。
②便秘
腸に便(老廃物)が溜まって腸内に悪玉菌が増殖し、便秘がちになる。
便の主成分は、口から摂取したものでいえば食物繊維と水分です。水分摂取量が多ければ便はやわらかくなりますし、水分があまりにも少ない場合は便が硬くなってしまいます。ですから、便の硬さを決める水分は、便秘解消に欠かせないものです。
③痩せにくい
老廃物がたまり、血流が悪くなることで代謝が下がり、ダイエットをしてもなかなか痩せなくなる。
水を飲まないだけで、老廃物が体に溜まり、体重が増えてしまうことが多いです。水を飲むことは、いいことしかないですね!
水のダイエット効果
「水」はダイエットにとても必要ですが、
他にもお肌が綺麗になったりする効果もあるので、お肌を綺麗にしたいという目的でお水をたくさん飲んでいる方も多いですよ。
上記でお伝えしたマイナスの影響がお水を飲むことでプラスに変わっていきます。
個人差はありますが、むくみが取れやすい、便秘が改善傾向、痩せやすくなるといった効果が見られるでしょう。
また水を飲むことで、胃は膨らみます。すると満腹感を感じやすくなるため、食事の量を無理なく減らせることも水を活用したダイエットの良い点です。(水だけのダイエットは危険ですので断食などは知識をつけてから行いましょう)
水を活用したダイエットのやり方
水を活用したダイエットのポイントは「こまめに水を飲む」ことです。いつでもどこでも水を飲む意識が大切になります。
最初は、水を飲むのがキツく感じる方もいるかもしれません。
習慣になるまでは、少し難しいので頑張ってこまめに飲むのを意識してみましょう。
水を飲むおすすめのタイミングを3つご紹介します!
①起床後すぐ
コップ1杯の水を飲み、胃腸を目覚めさせて、代謝をあげやすくします。
②ご飯の前
空腹に水を飲むことで、多少ではありますが食欲を抑える効果が期待できます。
③お風呂の前後
入浴でもしっかり汗をかき、その後水分補給をして血液の巡りを良くしましょう。
仕事中やテレビを見ている時などにも、水分補給を意識すると良いですね。
一口づつ飲むだけても違いますよ。
飲む量の計算方法
健康な成人(25〜55歳)の場合、1日に最低限必要な水分量の計算法はこちら。
体重(kg)×約35(ml)=1日の必要水分量(ml)
「体重が増えれば増えるほど、必要な水分量が増えます。その理由は、体重が多いほど体の表面積が増え、皮膚から蒸発していく水分が増えるため。
計算して出た1日の必要水分量は必ず飲むように心がけましょう。
お水以外での水分はあり?
水分は体内を潤したり腸内環境を整えたりするうえで大切な存在です。お水以外の場合、そのような効果が出にくい場合もあります。
例えば、紅茶やコーヒーには、多くのカフェインが含まれます。眠気を抑える成分として知られていますが、利尿作用が強いという特徴も持ち合わせています。
これにより、せっかく摂った水分も必要以上に排出されやすくなってしまい、結果として水分不足を後押ししてしまう場合があります。またアルコールに関しても、同じく利尿作用が伴います。
次に、炭酸飲料についてです。甘い炭酸飲料には、多量の糖分が使われています。そのため、ダイエットにはもちろん不向きであるといえます。
まとめ
以上、水は新陳代謝をスムーズにし、老廃物を出しやすくするためダイエットに良いことがわかりましたね。
そして、水を飲むことで個人差はありますが痩せやすくなる、むくみ解消、便秘の改善といった効果が期待できます。やり方は簡単で、こまめに水を飲むことが大切です。
お水を飲んでダイエット頑張りましょう!